『乃蒼んち、どこらへんだっけ?』







『えっと、4丁目方面です。』








『りょーかい。』







『乃蒼〜、俺んちどこらへんだと思う?』






『?智センパイの家は、んー、一丁目とかですか?』






『ブー。3丁目だよー。』







『え?めっちゃ近いじゃないですか!』







『そーなんだよー。ちなみに千尋んちは、もっともっと遠い。』






『だから車できてんだろーが。』







智センパイの家、近かったんだ。
にしても、今日は智センパイものすごく甘えてくるな。

どうしたんだろ。