も、もしかして、私になにか言うことがあったとk……



「おー、よかった。やっぱり教室に置きっぱなしだった」



あ、あー。そういうことですか。



岡地君は手に、袋を持っていた。



おそらく、忘れてしまった、部活の服を取りにきたのだろう。



「あー、用事はもう終わり? だったら、鍵を閉めたいんだけど……」



「え。あ、そうだよな。ごめんごめん。てか、大町さんは何してたの?」



「……日直の仕事」



「あ、そういや、そう言ってたな。そっか、じゃあ俺、明日日直じゃん」



……早くしてくんねぇかな。