「そ、そういえば、もうすぐ試合なんでしょ? 今日は練習、大丈夫なの?」



「え、全然大丈夫じゃないけど?」



「ええええええええ! じゃあ、何で来ちゃったの!?」



「いや、そりゃ好きな子の呼び出しとあらば……」



「こんなとこ見つかったら、怒られちゃうよ!」



そう言って、私はキョロキョロと回りを見渡す。



「ぶっはははははは!」



そうしたら、なぜか岡地君が爆笑しだした。