何にも無いじゃん!




つまんないの!




ドサッ




私はベッドにもたれた。




「ふぁ~。
眠い・・・」




この曲のせいかなぁ~?




それとも何時間も
勉強したせい?




私はそのまま寝てしまった。




何分、いや何十分たったんだろ。




誰かが近づいて来る・・・。




誰かって、ここ智也の家だから
智也に決まってるか・・・。




私の肩に手が触れた。




おっきくて、力強い手・・・。




その手はちょっと震えてる・・・?




自分の近くに空気を感じた。