「お前を殺してやる~!!」

「きゃあっ!!」

少女は、頭を抱えて叫ぶ。

「そう言った、男は少年に襲いかかったが、少年は逃げる。」

と、少年は語りだす。

「もう、やめてよっ!!礼二!!」

「あ、おう。芽梨、どうした?」

少年ほ、少女を見る。

「わ、わたしの前で怖い話するなんて、ひどいよ!!」

「あー、ごめん、ごめん。」

少年は、本を閉じる。

「最初は、ちょっといい話かもって思ったのになんで、怖い話になっちゃうのかな。」

そう言って、芽梨は腕を組む。

「いい話では、ないって最初に言ったろ?」

「う~・・・。」