保健室に行くかと思ったら、来た先は自習室。 イスに座る。 「何があったの?」 優しさが私の心に響く… 「うっ、うわぁ〜!」 自分でもビックリするくらい大きな泣き声が出た… 「ひっく、ひっく…」 泣き止むまで、遊実が優しく背中をさすってくれていた。 「話せるようになってからでいいから…」 深く頷く。