はい。
着きました。
そして、ここは、屋上ですね、はい。
やぁー今日も空が綺麗ですなぁ。
はっ!
ダメダメっ!
呼び出されてるんだもんねぇ?私。
蘭「で、何?わざわざ先輩等が私ごときになんの用?」
私的には、早く帰りたい的な?笑
先輩1「先輩にはぁ、敬語を使わなきゃいけないんだよぉー?」
香水臭い先輩が甘ったるい声で言う。
吐き気がしてきたわ。
蘭「?あ、そっかぁー?君ら先輩だったんだぁー?」
私は甘ったるい先輩の声真似をしながら答えた。
先輩2「アンタ、いい加減にしろよ?まぁ、あなたのお家がどうなっても知らないからね?」
あー、忠告?
そりゃどーも。
でもね?
そーゆーのは先に調べておくものだと思うよ??
自分が私を潰せる立場かどうかを、ね?
私は下を少し向いてフッと笑った。
先輩2「何笑ってんだよ?マジで潰すぞ!?」
蘭「目上の人には、敬語を使わなきゃいけないんじゃないの??」
先輩3「アンタ、何言って……。」
蘭「何って?そのまんまだけど?潰せる立場かどうかをちゃんと、調べなよ?じゃないとアンタら全員…病院行き、だよ?」
そう言って私はニヤッと笑った。
先輩達はビビって腰を抜かしたらしく、私の顔を見てビクビクと震えている。
そして、声も出ないのに口をパクパクして、何かを訴えようとする。
はぁ。
こーゆー奴らマジ面倒くせぇ。
それから私はそいつ等にニコッと笑って屋上を後にした。