ほーむるーむ中。

吉野氏、爆睡中。

いやね?まだね?
先生がね藤原君ならこんなつまらない話でも
是非とも聞くんだけどね?

お金払ってまで聞くよ?
土下座してまでも聞くよ?
むしろ黒板にでもなるよ?


…でもさ、

ほらあれだよあれ。

黒板の前に立っている奴、こと
我らのクラス担任、はげ先です。

あれだね。うん。
今日も眩しいくらい光ってるよ。

オーラじゃないよ?アタマね。アタマ。


「………には、……で、…」


そうゆうことなので
私の耳にははげ先の言葉などちっとも入っていないのだよ。