キンコーンカンコーン
授業の全日程終了!!!!
あの給食たいむはやっぱり気まづくて
なんだかいつもの私にはない対応をしてしまった。
なんてことだっ…。
リナ先輩に変われたら
どんなに幸せなんだろ。なーんーて考えてしまう。
「え。なにひなたが元気ない。怖い。
明日台風?山下。明日台風かチェックしといて。」
「…なんだよ私だって元気ない時くらいあるもんねっ」
「あんたがもんとか使ったら気持ち悪いわよ。」
なに。
こんな綺麗な顔してそんな毒吐く?
あたしショックで倒れちゃうよ。
いや、ギャップに萌えて
逆に倒れちゃいそうなんだけどねっっ。
「なんだよー吉野元気ないとかめずらしいな。」
話しに割入ってくる山下
「で!なにがあったのよ?あんたらしくない」
「……ねぇ私ってリナ先輩に勝てるかな?」
「…。」
「…。」
え。なにこの沈黙。
辛いんですけど。泣きそうなんですけど。
もういいよっ
勝てないことくらいわかってるしっ
「…そりゃあまあ顔では勝てないでしょうね。」
「…。」
「でもさ顔が全てじゃないよ。
あんたは一途で藤原の事が誰にも負けないくらい大好き。それでいいじゃない。」
…。
…。
「まぁぁぁみぃちゃぁぉん泣
どうしよう。こんなにいい奴だったなんて!!大好き!!」
「そりゃどーも。
それよりもう放課後よ?部活見に行くんじゃないの?」
あ。あ。あぁぁぁ!!!!
忘れてたなんてことだ。
私としたことが…
時計を見ると5時半。
やばぁぁいいぃ!!!!
「舞美ちゃん!!ありがとっいってきます!!」
「はーい」
もちろん私は部活やっていない帰宅部。
なんで部活かってゆうと
私は毎日藤原君の部活、バスケ部に
藤原君を眺めに行っている
ひつこい。うざい。消えて。
話しかけたらいつもこれなんだけどね…。
でもやっぱり眺めたくて
毎日通ってしまっているとゆう…。
どんだけ好きなんだよって
自分に突っ込めるよほんと。
でもあの日あの時、
藤原君に助けてもらって
恋をしてそれからこの気持ちはなにも変わらない。
ううん、大きくなっていってる。
きっとこれからだってずっとずっと好きのままーーー……。