『話しってなんですか』
プロデューサーの笹山さんに呼ばれた。
『決まってるだろ。新メンバーの事だよ。飛び切り良い奴見つけたんだ!』
俺の肩を掴んで満面の笑みで言ってきた。
『あぁ、そう。 で、誰なんですか』
『この子だよ。この子。』
と、言いながら一枚の写真を渡された。
そこには、黒髪のロングヘアーで赤渕
眼鏡を掛けたいかにも地味な女子高生が写っていた。
俺は納得出来なかった。
『何で女なんだ!しかもこんな地味な奴SHINEに合わねえよ!』
『まぁまぁ、落ち着けよ。まだ会った事無いのにそんな事言うなって。明日この子迎えに行くからお前も付いて来いよー。あ、因みに名前は本郷歩美って言うからー。』
ふざけんなって。全く納得いかねえ。
そう思った俺は
『明日絶対、行かねえからな‼』
と、部屋を出ていく笹山さんに言った。
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『あーあ、また今日が始まっちゃう。』
鏡の前で髪をとかしながら浮かない表情で独り言。
私の名前は本郷歩美。人と関わるのが苦手で学校が大嫌い。唯一、好きなのが歌を歌う事だけ。
可愛くなりたいし、友達沢山欲しい。だけど今の私には到底無理で…。
教室に着いても誰も挨拶してくれない。
もう慣れっこなんだけどね。
授業中が一番平和だなぁ。
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プロデューサーの笹山さんに呼ばれた。
『決まってるだろ。新メンバーの事だよ。飛び切り良い奴見つけたんだ!』
俺の肩を掴んで満面の笑みで言ってきた。
『あぁ、そう。 で、誰なんですか』
『この子だよ。この子。』
と、言いながら一枚の写真を渡された。
そこには、黒髪のロングヘアーで赤渕
眼鏡を掛けたいかにも地味な女子高生が写っていた。
俺は納得出来なかった。
『何で女なんだ!しかもこんな地味な奴SHINEに合わねえよ!』
『まぁまぁ、落ち着けよ。まだ会った事無いのにそんな事言うなって。明日この子迎えに行くからお前も付いて来いよー。あ、因みに名前は本郷歩美って言うからー。』
ふざけんなって。全く納得いかねえ。
そう思った俺は
『明日絶対、行かねえからな‼』
と、部屋を出ていく笹山さんに言った。
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『あーあ、また今日が始まっちゃう。』
鏡の前で髪をとかしながら浮かない表情で独り言。
私の名前は本郷歩美。人と関わるのが苦手で学校が大嫌い。唯一、好きなのが歌を歌う事だけ。
可愛くなりたいし、友達沢山欲しい。だけど今の私には到底無理で…。
教室に着いても誰も挨拶してくれない。
もう慣れっこなんだけどね。
授業中が一番平和だなぁ。
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