ところが
夜はお母さんが面倒を見る。

お母さんはつきっきりで
面倒を見てくれるが、
私の昼間の時間に身についた
「クラシック」が無いと
夜でも
私は泣くようになったのである。

お母さんはすごく困っていた。

お母さんはクラシックなど
興味がないので
そんなことが昼間に行われているなど
知らなかったのである。

それに私は深夜に泣くので
お母さんは寝れなかった。

深夜になるとおばあちゃんが
帰ってくる。
おばあちゃんはとても疲れているので
私の泣き声を帰ってきてから
聞くのがそれほど嫌なのか

「なぜ寝させないの!!!」

とお母さんと口論になっていた。

だんだんお母さんとおばあちゃんは
睡眠時間が減り
顔に疲れが出てくるようになった。