首が座りはじめて
おばあちゃんも少しは
私のお世話が楽になったらしい。

私から目を離すことが
多くなった。

その時期になると
昼間かまってくれる人が
いなくなった私は寂しいという
気持ちを覚えた。

それから私は
とても泣くようになったのだ。

おばあちゃんがうんざりするほどに。