「あ、ずさ?梓紗なの?」




お母さん・・・。信じてくれるの?





『うん。』




お母さんはその場に泣き崩れた。




『泣かないで聞いてね。』




大好きなお母さんには泣いてもらいたくない。





『私、今日から7日間だけこっちの世界に入れるの。』





「ほっんとに?」





『うん。』




「おとうさん呼んでくるね。」




お母さんが微笑みながら下に下りていった。




私もついていく。




「お父さん。」




お母さんがお父さんを呼んだ。





「なんだ?」





お父さんだ。





「梓紗がいるの。」