「ねぇ、いつまで泣いてるの?」




声をかけてきたのは、あの少女だった。




「いくわよ。」




「ふぇっっどこに?」





え。まだ心の整理が。



てか、どこに。



まだここがどこかもよく分からないのに。





「はやくしてくれるかしら。」





とりあえずついていってみよう。




「あ、うん。」




なんか、雲の道みたいなのを通ってるけど大丈夫かな。





考えながら歩いていると、大きなとびらが前に現れた。





30mくらいはあるかな?





いや・・・、もっとある。上が見えないくらいだもん。