帰ってすぐベットで泣いた。



プルルルル・・・プルルルル・・・





何時だろう。



あのまま、寝てしまったか。




時計を見ると夜中の11時を回っていた。




母さんたちは、先に寝たらしく、電話に出そうになかったので俺が出た。




「もしもし・・・。藤井です。」




誰だろうこんな時間に。




『あの。夜遅くに電話してしまいすいません。水沢です。』




梓沙の母さんか。声が暗いし、なんでこんな遅くに・・・。




「どうしたんですか?」




『あなたが輝くんね?』




「はい、そうです。あの、どうされたんですか?」




『あ、あのね。・・・・あ、あずs・・・・g・・し・・・』




え・あずさ??





「梓沙がどうかしたんですか???」








『し・・ん・・だの。』




どういうことだよ。




俺が電話を落とした。




プープープー




電話は切れてしまった。














梓沙が死んだ。