始まりは順調だ。 今日は一日休ませる。 その時の吏茉は、黙って一日休んでいたり、じっとしていられなくて起きてきたりと様々な反応を見せる。 僕はその反応を見ているだけで楽しい。 その時はまだ、いつもと同じ一ヶ月が始まるのだと思っていた。 終わりの見えない日々。 いつか、いつか始まりの朝に… 僕のことを覚えていてくれることを信じて。