私は人を励ます、慰めるのが下手くそだ。
いつも、人を励ましたりすると逆効果で
「姫音何かに、言うんじゃなかったっ!!姫音何かに、こんな気持ち分かんないよね・・・。言ったウチが馬鹿だったよ・・・。」
といつも捨て台詞を吐かれ信頼を失われている状態だったから…不安。

「大丈夫だよぉ?でも別れる何て、気が早いよ!?」
私は真剣に答えたつもりだった。

「それで、姫音の報告は何?」

とてもじゃないけど、今は言えない。
だって蜜希と正反対の事だから…

「・・・明日話そ?」

「そんなに言えない事だったら電話よこさないでよ!」
蜜希は頭が混乱してわけが分からなくなって、強い口調で言ってしまったのだろう。私は、優しく受け止めた。

「ごめん。また明日話そ?じゃあね。」

「うん・・・。」
電話は一方的に切られてしまったけど私は、蜜希との関係は崩したくなかった。
だって過去みたく親友を失いたくないんだもん・・・。例え、蜜希が変わったとしても…