玲音君ん家に行く日がやって来た。

私は少しな緊張感と不安を抱いていた。
玲音君どんな顔するのかな？
私とちゃんと話してくれるかな？

話してはくれるよね。
だって、別にけんかとかしてないし･･･。

私はママと差し入れの缶ジュースとお菓子を手に向かった。

「こんにちはぁ！」

ママの元気な挨拶でいつも玲音君ん家の敷居を跨ぐ。
「はぁい！今行きます。」
玲音君のママの忙しいそうな声が聞こえてくる。

玲音君のママと私のママが茶の間に行って差し入れを渡して、お話をしている。

ママ･･･私の存在を完璧に忘れてない？

私は玄関口で辺りをキョロキョロ見渡し、玲音君を探した。

私は玲音君のいる気配がしないので茶の間に行って、玲音君のママに聞いた。