「それで今に至るわけ。」
私は、号泣してしまった。あんなに明るく振る舞っていた玲音君がこんな辛い過去を背負っていたなんて・・・。心が思わずチクリと痛んだ。
隣の蜜希もすすり泣きしていた。
「おい、おい、そんなに泣くなよ?なっ?俺まで悲しくなるだろ?」
私は涙をハンカチで拭いながら言う。
「・・・だってぇ、ひっく・・・玲音君がこんな辛い過去を背負っていた。何て知らなかったんだよぉ・・・」
「姫音ちゃんだって辛い過去を引きずってた。何て知らなかったけど?」
苦笑いしながら言う玲音君。
「だって、玲音君のほうが辛いじゃんかぁ!私何か、裏切られただけだよ?」
玲音君は快晴な青空を見上げながら真っ直ぐこう答えた。
「まぁ、“友達想い”だったのは俺ら同じだぜ?だからこんな過去があったんだと思う・・・。こんな過去も今にとっては良い思い出だしな・・・」
そう言って玲音君は私のハンカチで私の涙を優しく拭いてくれた。
良い事言うじゃん・・・
ありがとう。玲音君・・・
「ちょっと、ちょっと?ウチの存在忘れてない?」
ヤバイ!蜜希の存在をうっすら忘れてたぁ!!
「・・・ごめん!蜜希ぃ。少し忘れてた。」
苦笑いで答えた。
「このぉ!まっ、良いわ♪」
まるで何かを企んでるような悪魔の微笑みを見せた蜜希。
「蜜希ちゃーん?何か考えてたでしょ?」
私は思わず蜜希に問ってしまう。
「はははぁ!嫌〜、ウチ彼氏いるじゃん?何かぁ、玲音と姫音お似合いだなぁ。って思っただけぇ。あっ!忘れてたぁ。これから彼氏とデートだったぁ♪では、邪魔者は退散しまぁす♪後は二人でごゆっくりぃ♪」
やっぱり・・・
企んでいたな・・・
でも蜜希、ありがとう。
私は、号泣してしまった。あんなに明るく振る舞っていた玲音君がこんな辛い過去を背負っていたなんて・・・。心が思わずチクリと痛んだ。
隣の蜜希もすすり泣きしていた。
「おい、おい、そんなに泣くなよ?なっ?俺まで悲しくなるだろ?」
私は涙をハンカチで拭いながら言う。
「・・・だってぇ、ひっく・・・玲音君がこんな辛い過去を背負っていた。何て知らなかったんだよぉ・・・」
「姫音ちゃんだって辛い過去を引きずってた。何て知らなかったけど?」
苦笑いしながら言う玲音君。
「だって、玲音君のほうが辛いじゃんかぁ!私何か、裏切られただけだよ?」
玲音君は快晴な青空を見上げながら真っ直ぐこう答えた。
「まぁ、“友達想い”だったのは俺ら同じだぜ?だからこんな過去があったんだと思う・・・。こんな過去も今にとっては良い思い出だしな・・・」
そう言って玲音君は私のハンカチで私の涙を優しく拭いてくれた。
良い事言うじゃん・・・
ありがとう。玲音君・・・
「ちょっと、ちょっと?ウチの存在忘れてない?」
ヤバイ!蜜希の存在をうっすら忘れてたぁ!!
「・・・ごめん!蜜希ぃ。少し忘れてた。」
苦笑いで答えた。
「このぉ!まっ、良いわ♪」
まるで何かを企んでるような悪魔の微笑みを見せた蜜希。
「蜜希ちゃーん?何か考えてたでしょ?」
私は思わず蜜希に問ってしまう。
「はははぁ!嫌〜、ウチ彼氏いるじゃん?何かぁ、玲音と姫音お似合いだなぁ。って思っただけぇ。あっ!忘れてたぁ。これから彼氏とデートだったぁ♪では、邪魔者は退散しまぁす♪後は二人でごゆっくりぃ♪」
やっぱり・・・
企んでいたな・・・
でも蜜希、ありがとう。