「姫音ぇ!!いつまで寝てんのッ!!もう起きなさい!」

「んッ…?」

母は昨日私の姿を見てないらしく、珍しく私の部屋に来て私をたたき起こす。


母がカーテンを開いた瞬間眩しい光が目に映る。

「眩し…今何時?」

「もう12時前よ…」

「マジッ!?」

私は母を無視して急いで起き上がり下に駆け下りた。

椅子に座りボーッとしてしまった。

昨日あのまま寝ちゃったんだ…

「姫音、服ぐらい取り替えたら?それと、お風呂に入って来なさいよッ!?」

あッ…そういえば服もこのままだったし、お風呂にも入ってないんだった…

「分かったぁ!」

私はお風呂の支度をし、綺麗に洗い流した…

昨日の出来事は絶対に洗い流さないけど…


お風呂から上がるとテーブルの上に置いてあったご飯を食べた…


今日は無気力同然で家でゆっくりする事にした。

明日からまた学校だ…

心を入れ換えて行かなきゃ…

玲音に話さなきゃ…

よーしッ!!

明日はいっぱいやる事がある!!

気合い入れていくぞッ!