「さぁ着いた♪」

先程の霧龍とは裏腹に、前みたいに笑顔を私に向けてくれた。
私も負けずに笑顔で答える。


「ここかぁ♪下りていい?」


「おぅ♪」


私達は車から下りて、個人まりとした建物の前にたたずんだ。


「中入ろ?」


「う、うんッ!」