私の夢が見付かる。
という喜びで夜はまともに寝つけなかった。

上機嫌に支度する。


「姉ちゃん、またデート?そんなオシャレしちゃってぇ!!キショイぞ?」


からかう湊…
湊だってなんか、最近女が出来たっぽいじゃん?


「うるさいッ!!てか、湊君も青春しちゃってぇ♪この、このぉ〜ッ♪」


先程とは反対に、私が湊をからかい、肘でつつく。
案の定、湊は顔を赤く染めて黙りこんでしまった…
可愛いやつ♪素直になれよぉ!!


「うるさい、うるさい!!俺はこれから忙しいので。」

都合のいい奴…

湊はどっかにいってしまった。


私はそんな事を無視して、オシャレに気合いを入れた。