「フランス料理Bコースです。フランスパンセットです。ごゆっくりぃ♪」

ウェイトレスさんは、料理を置くと、勘定の紙も置いた。


てか、すごぉぉぉぉぉお!!これがフランス料理かぁ!さすがだわ。
どれから食べたらいいか分かんないよぉ…私もフランスパンセットが良かったよぉ!!まぁ、おごりだから何も言えないけど…


「さっ、遠慮なんか入らねぇぞ?食べろ、食べろ♪食べて嫌な事、忘れちまえぇ!!」


「うっ、うん!!いただきまぁす♪」

何これぇ!!美味だよぉ♪こ、これが高級品ってやつか♪


「どう?口に合わなかった?」


「…超美味しいっ♪やばいよ!これぇ♪」

感動している私に霧龍は大笑い。






「ごちそうさまでしたぁ♪」

夢中になって完食し、私が悪そうに霧龍を見ると、霧龍は心配すんな。と言ってるような表情で頭を撫でた。


「合計は二万五千円です。」


二、二万、五千円!?
私からみたら、大金だ。

そんなかたわら、霧龍は軽々と大金を出した。


「霧龍、ごちそうさま♪」

「おぅ♪どう致しまして!!」


私と霧龍は少しの会話を交すと、手を振って別れた。
「日曜日ね…♪楽しみ。」

自然と笑みが溢れる。