「蜜希、ごめん。携帯見して貰える?」

蜜希も何か怪しい事に気付いたように、

「いいけど、トイレ行かない!?」

「いいよっ!行こう♪玲音達は待ってて!?」
当然、玲音達は私達を怪しい視線で見ながらも渋々承諾した。來夢君はまずい事をしてしまった顔をしていた。私達はそんな事を気にする間もなく、トイレに駆け込んで、話をした。

「怪しくないっ!?夢愛から来たメールは、今から一時間前だっ!何でだろっ?って事は、夢愛達に見付かって、來夢が不安になって、玲音を呼んだって事ね・・・。」

「そうだね。夢愛も來夢君を見付けて、すぐメールよこしたとは、限らないし・・・。まぁ、聞いてみよ?」
「だね。戻ろっ!?」

「ちょっと待って?私、本当にトイレ・・・」

「本当にかいっ!?(笑)」

蜜希は大爆笑していて、私は素早くトイレを済ませた。