わたしはゆっくり目を開けた。
目の前には
りとがいた。

「おい。大丈夫か?」

「私、いま…」

ここがどこだかわからなかった
何をしているのかわからなかった

「ほあ…おまえ倒れたんだよ」

「え?倒れた?」