混乱してる私と、楽しそうに口笛を吹きながら運転する先生。


この人、本当にSだな……。



「着いた」

「…近いですね」

「うん。僕も驚いたよ」



先生の家は私の家から数分で着いた。


立派な一軒家だった。


車といい家といい、先生はお金持ちなのかな?



「どうぞ。上がって」

「お邪魔します……」



こんなに軽率に先生の家に入っていいのだろうか…。


これって普通だったらやばいよね?


誰かに見られてたりしたらどうしよう…。


大丈夫だとは思うけど不安だ。



「具合はどう?」

「まだ少しだるいかもしれません…」

「そっか…ならベッドで寝ればいいよ」

「それは出来ませんよ!悪いですから!」

「遠慮しないの。早く治して欲しいし」



私の手を引いてベッドに連れてく。