次の日の朝早く奏からのメールが届いていた。


その文章は


『今日から倉庫に来い。


学校に行くな


みんな待ってる』




そんな短い文章だったけどなぜか
そのメールから奏の優しさが見えた。




倉庫に来いって言ってくれてる。
それは金煌と会わないようにしてくれる



私はカツラを被らずカラコンだけを
して一応金煌のお弁当を作った。




蓮のお弁当箱の所に紙を挟んでおいた



『これが最後のお弁当です。


短い間だったけど楽しかったよ。



じゃあ、バイバイ!

姫華より』



お弁当箱をみんなの部屋の前に置いて
荷物を持って退学届けを出そうと
歩きだそうとしたーーーー