雅さんと離れた後、私と隆弘は一言も
喋らず倉庫に向かった。
バイクで15分くらいしてやっと倉庫に
つくと、隆弘は私を下ろしてくれた。
ふと、隆弘を見ると難しい顔を
していて少し不安になる自分がいた
でも皇龍は世界No.1の暴走族だよ?
こんなことでやられるわけないよ……ね
「隆弘っ!元気だそっ?私を助けてくれてありがとう!嬉しかったよ?」
満面の笑みで隆弘に言うとニコッと
隆弘も笑ってくれた。やっぱり好き!
「ねぇ。隆弘?」
「ん?」
「これからもずっと一緒にいてね?」
「当たり前だろ?約束だ。」
私達はペアリングにキスを落とすと
笑いあったんだ。
こんな日々がずっと続きますようにーー
なんて思っていたのに………………。