ピピピピっ
うるさいなぁ……バキッ
「あ。やっちゃったよ。また…」
また、新しいの買わなきゃじゃん。
いちいちめんどーだなぁ。
鏡を見ると
ミルクティー色の髪の毛
片目だけうさぎのように赤い
腰まで伸びた髪をとかし階段を下りる
「おはよー」
「おはよう、奈々。遅かったわね。」
「昨日の繁華街荒れてたから疲れた」
私の名前は神咲奈々(カンザキナナ)
世界No.1の族 皇龍(コウリュウ)の総長。
繁華街ではパトロールやってます。
あだ名は華龍
華麗に喧嘩をする姿と
その姿からは想像できないほど
可憐で儚いからだとか……。
そんな美人じゃないんだけどな。
普段は…髪の色と目の色は
隠しちゃってます。ばれるし。
黒髪に黒のカラコン地味子?
「今日から新しい学校ね。はい。」
母から渡されたのは新しい制服。
白のニットに赤のスカート
なんか高校生ですよー!みたいな笑
そ、それより……
「はぁぁぁぁ!?学校!?
ちょっと待って!
なんで行かなきゃいけないの!」
「いいじゃない!それなりの不良高校
だから暴れてもいいし……。」
母よ……。暴れてもいいって……。
「もちろん行くわよね?
それとも逝きたい?」
なんか後ろに暗い黒いオーラが……!
「是非とも生かして…ぁ
行かしていただきたいです!」
「そう♪ ならいいのよ♪
行ってらっしゃい!」