私はクラスがかかれている掲示板のC組の所を指差す。


「あ!あったよ如月くん!」


「本当だ!一緒のクラスだね。さぁ行こう!」


そう言ってまた腕を掴まれ走り出す。


「あ、皐月!俺のことは翼って呼んで?」


え?!

ちょっと恥ずかしい気もするけど…


「わかった!」


そう言って笑った。


しばらく2人で走って、やっと教室の前まできた。