「大丈夫です…ご迷惑おかけしてしまって…」

先輩はいつもとは違って優しく微笑む。
いつもは意地悪ばっかりなのに。

「気にすんな。お前牛乳大丈夫だよな?」

「え…?はい。」

私が頷くと、部屋のドアを開け出ていってしまった。


私はもう一度目を閉じることにした。