羅李の手は大きくて温かく安心できた。


『ねぇ。今日泊めて。』


あっ、しまった。

羅李といると安心するから

つい口が滑ってしまった。


もちろん羅李は手を止め私を見てきた。


羅李「あ、何?麗花って家出?

帰る家ないのか?」