「‥‥流雨‥芽夢‥龍‥‥‥。」
 
 
 
「用がそれだけなら、
さっさとこの場から立ち去ってもらえるかしら?」
 
 
「あなたたちの様な‥
人の気持ちを考えられないお子様に付き合うほど、私たち暇ではありません。」
 
 
「‥分かったなら、
すぐに俺たちの前から消えろ。」
 
 
 
‥‥‥みんな‥‥。
 
あたしみたいな人のことを、そこまで考えてくれてるの?
 
 
仲間ってこういうことなんだね‥‥。
 
 
 
「‥何、こいつら?」
 
「まじムカつくんですけど。」
 
「つか何様?」
 
「‥こんな奴らに構ってないで、早く次の店行こう!」
 
 
四人は、逃げるようにしてあたしたちの前から居なくなった。