「‥ごめんなさい。」
 
流雨は静かに呟いた。
 
 
「まぁ、たまにはこういうのも良いんじゃない?」
 
 
あたしはみんなを見て言った。
 
 
「だな。」
「ですね。」
「おう。」
 
 
 
色々な話をしながら、あたしたちは並んでいた。
 
 
 
 
‐四十分後‐
 
 
「いらっしゃいませ。
何名様でございますか?」
 
 
氷夜は人数を数えて言った。
 
「あー‥‥、五人です。」
 
 
「では、こちらへどうぞ。」
 
 
あたしたちは案内された席へと座った。
 
 
 
「喉かわいたぁー。」
 
 
そう言いながら、あたしはメニューを見た。
 
 
 
「‥‥じゃあ、あたしはオレンジジュース!」