「‥‥‥何これ‥!」
 
あたしはとりあえず、メモに書いてあるものは全て買うことにした。
 
 
買い物を済ませ、みんなの居る家へと向かった。
 
 
 
 
 
「‥はぁ、やっと着いた。」
 
 
ほっとしながら、ドアを開いた。
 
 
「‥ただいまぁー。」
 
 
あたしはわざと、すごく疲れている様に言う。
 
 
「魅夜!俺がどれだけ待ったと思ってんだ!!」
 
「龍の言う通りよ。私も待ちくたびれちゃった。」
 
「あまり魅夜さんを責めてはダメです。」
 
「お前、買い物に何十分かかってるんだよ!」
 
 
あたしが中に入るとほぼ同時に、みんなの文句を言う声が聞こえた。
 
 
 
「買って来たんだから良いでしょ!?
 
文句言う人にはあげませんー。」
 
 
あたしは笑いながらも、口を尖らせて言った。