私は、立て続けに同じ夢を見た。


夢の中の私は、一人で、暗闇の公園の中に立っていた。


私の周りは、うっそうと生い茂る木々が風に揺られ、ざわめいている他には何もない。


人影も、街灯も、公園からの抜け道さえも……。


私は自分がその場にいることが不安になり、あてもなくヨロヨロと生い茂る木々の間を歩き始めた。


風の音、木々のさえずり、終わりのない暗闇。


この公園には出口がない。


私は恐ろしくなって周りを見渡し、叫び声を上げたが、私が発した声は声にならず、私は息苦しさを覚え、胸に手を当てた。