家に向かって走る。
父さんはもう家に着いているだろう。
なんて言おう
いや、思っていることを全部話そう。

血が繋がってないことは
ショックだったけど
そんなの関係ない。父さんは父さんだ。

話し合って2人でまた進んで行けばいい

鈴に後で改めてお礼を言いに行こう。

信号で立ち止まり、息を整える。
信号が赤から青に変わった瞬間大きく一歩踏み出した。