「ああ。それはお前の親のアビリタッドだ。」

親…?

「最初から話そう。お前ももう知るべきだ。
父さんは教会の前でお前を見つけた。
お前が入っていたカゴの中に一緒にそのペンダントの光が入っていた。
手紙はなかった。父さんはお前を育てることにした。
だから父さんとお前は血は繋がっていない。お前はさっき不思議に思ったろう。
なぜ16年も前のアビリタッドが消えていないのか。
父さんにもわからないんだ。
おそらく、そのアビリタッドの持ち主は…」