「ごめん、冗談。20人くらいまでは確実に同時に乗っても壊れはしないよ。どこまで乗れるか試したことはないけどさ。」
「すごい強度ですねー」

〈ガタガタ〉と後ろで音がして振り返る。
ガランが僕ら4人のコピーをつくり終わったところだった。

ガランがコピー4人の背中を押し、いってらっしゃーい などと言っている。
やっぱりサボるのか、まぁ、親睦を深めるって事でいいか。


僕の高校生活、やっぱり楽しいものになりそうだ。