すると、ジンが駆けつける。

「なぁ、君さ、俺の仲間にならねえ?」
その子にも声をかけるのか。
断られるのがオチだ。しかし…
「仲間ですか、楽しそうですね。いいですよ。」

考えた様子もなく即答だった。

「よっしゃ、これで4人揃った!」
4人…?ジンとセイラと僕と…あとは?
「あと1人って?」
ジンに聞く。
「ああ、あいつだよ。」