湖の前まで来て、一瞬止まる。
そして、光で橋をつくり渡る。
鈴は水の靴をつくり湖を歩いて渡っていた。
敷地内に入ると案内標識があった。

←在校生 新入生→

右に進む。するとクラスが貼ってあるのだろうか、人混みができていた。

「クラス分けかな?」
鈴が聞く。
「たぶんな」

人混みの後ろに光で階段を造りのぼる。上から覗く方が早い。