「あ、智也。
私の隣にいる子が柚だから。ちょー純粋で可愛い子だから手出さないでよ」




「出さねぇよ!それに、な?無理に決まってんだろ」




「あぁ。優真ね」








私は二人のそんなやりとりがあったとは知らなかった。私が誘われた理由。



それを知ったのは3年後の夏だった