「この深海魚めっちゃアゴでてるなー!!」


「こっちオデコでてるわよプッ」



ピロロロ 

ピロロロ


「マコくん電話なってるよ?」

「えー誰だよ。ん?なんだマサオか」


ピッ

「もしもーし!なんだよ」




「え…………そっか…取り合えず合流しようか」



ピッ


「きーくん何だってー?りつと上手くいったかなー♪」

「あいつネックレスがないっていって探しに行って見つからないらしい」


「あの、いつもしてるネックレス?そんなにあれ大事なものなの?」



「あぁ………」






「マコ………!!!!」

りつが泣きながらマコにしがみついた


「どーしよう!!ショーのところにも、どこにもないの!!あれ失くしたらあたし…あたし…」


泣き崩れるりつ

「りーつーー泣かないで?あたしたちも一緒に探すから!!ね♪」


「うぅーーーー…ゆのぉ…マコぉ…」


「よし、みんなでさがそう!りつは取り合えず今日ぶつかった所もう1回さがせ!」



「…………うん!!!」

多分もぉ、足の早いりつは水族館は一周してきてヘトヘトなんだろう

でも小さな体で全力で走っていった




「大丈夫かなりつ…」



すると

遠くから背の高い彼が走ってくる



「マコ!ゆの!!」


「おぉ、マサオ」

「あのネックレスなんかあるのか?」


「あれは、あいつの母親のなんだよ」












「今、植物人間だけどな」