「ねぇ、一ノ瀬は好きな奴とかいるの?」







「いないかな。」








「へー!」








「じゃあ帰ろ!夏生行こ!」







「あ、じゃあね!雨ケ谷!」







そして、教室を出て靴を履いてると、放送がなった。







「2-6、渡辺日向。至急職員室に来るように。」







「ねぇ、今の渡辺日向って人、夏生のゴミ袋届けてくれた人じゃない?」








「あー、うん、そうかも。