ピピピピピピ!!!

「どぅわっ!!」



勢いよく体を起こす。



「…え」



ベッドの上で、起きて早々意味の分からない行動を取り始める自分。

ちなみに、敷いているマットレスはついこの間買ったものだ。





…どうやら、目覚ましの音で現実に戻ったらしい。



「…。」



未だ鳴りっぱなしの目覚まし時計を止めて、一息つく。






…なんだ。




今日も変わらない。












せっかく、彼の近くまで行けてたのに。