「莉茉。」 「…ふぁ、暁…。」 抱き上げた莉茉に口付けを繰り返しながら、寝室へと向かう。 ……何で、こんなに長いんだ? 悪態を心の内で付きながら、どうにか寝室に辿り着く。 「………ん。」 くちゅりと卑猥な音をさせながら唇を離せば、銀色の糸がぷつりと切れた。