次の時間、涼くんと2人で練習場から離れた場所に移動して、練習を始めた。
涼くんは最近教えてなかったけど、去年教えてた頃よりもぐんと上手くなっていて、音のハリも出てきてた。

褒めながら練習していると、「休憩いいですか?」って涼くんが聞いてきたので許可すると、涼くんはトランペットを置いて話しだした。