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「情報……世界No.1殺し屋の
情報を下さい」

今日も情報を
聞きにくる人がいる

当たり前か、
情報屋だし

「世界No.1殺し屋の
情報が欲しいなら
それ相応の対価を……」

って言っても
渡さないけど

「10万」

「世界No.1はそんなに
安くない」

「……ぼっ僕の体」

……………

「もらっても嬉しくない」

「……ぼっ僕の情報」

「知ってる」

「……う"~…」

「……ふぅ……じゃっ」

「待っ待って」

どうしてこんなに
情報が欲しいのか

簡単だ、憧れているから

理由を知っているから
何も聞かない

……本当は言うつもりなんて
なかった

早く帰りたいから

もう言おっかな
めんどくさいし

「……なにやっても無理
世界No.1殺し屋が
直々に口止めしてきたから」

「…っ…あなたの
弟子にして下さい」

理由は何となく分かった

「別に、いいけど」

そんな事より

こう答えた自分は
おかしいと思う

…………本当に



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