「大丈夫?怪我はない?」

あの大好きな先生の声が聞こえてきた。
ただこけただけなのに
真剣な顔で聞いてくる。
そんな先生に私は恋をしたんだ。
一目惚れだったけど
私の目は間違ってなかったんだ…。

こんなこと考えて黙って見つめていると…。

「え?本当に大丈夫?!
そんなに痛いの?!」

必死に聞いてくる先生が
すごく可愛くて
優しかった。