「あ、あれ?あっ。これはこれは神龍の皆さんじゃないですか!」 「お前……誰だ」 「あ、僕、今日転校してきた桜田風吹といいま………」 桜田…風吹? 私がその人を見た時にはすでに向こうはこちらを見ていて……… 私と同じ金髪にピンクのメッシュ。 間違いない……… 「希依ねぇ………?」『風吹………?』 私達が言ったのはほぼ同じタイミングだった。